年賀状は届くと楽しいですが、書いてくれた方のことを思うと、なんだか処分もしにくいし、どんどん溜まっていって困ってしまうことがありますね。
年賀状の処分はどのようにすれば良いでしょうか?そもそも年賀状は保管しておいたほうが良いのか、それとも捨ててしまっても構わないのか、よその家ではどのように保管や処分をしているのか、気になることだと思います。
我が家の場合も踏まえてお伝えします。
年賀状の処分の方法は?
年賀状の処分で一番困ってしまうのは、個人情報ですね。住所や家庭環境までわかってしまうので、自分のことならまだしも相手さんに迷惑がかかってしまうかも・・・と思うと簡単に捨てにくいですね。
また、子供さんの写真が印刷されているとなんだか気持ち的に捨てるのはどうかなぁ・・・と思ってしまうこともあります。
私も昔はそういう気持ちが大きかったので、なかなか捨てられずに、どんどん増えていきました。ですが、ある時気づいたのですが、届いた年賀状は一度見て、それ以降ほぼ全く見ないのです。
年に(または数年にでも)一度でも見返すことがあるのなら、そのお写真は意味がありますが、お正月に一度見たきり、あとは年賀状ホルダーに挟まれたまま、永遠に暗い部屋の引き出しに置きっぱなし。
それならば、その写真はすでにもう写真としての役割は終わっているのではないかと思います。ならば、楽しい気持ちにさせてくれたことを感謝して処分してしまっても問題ないと思うのです。
それでも思い出として保管しておきたいと思うものであれば、それは大切に保管しておいた方が良いでしょう。またスキャナーしてパソコンにデータとして残しておけば、場所もとりませんし、掃除などの手間もいりません。
届いた年賀状を処分する方法はいくつかあります
神社に奉納する
呼び方が地域によって違いますが、年が明けると神社でお焚き上げをされますね(私は昔からどんど焼きと聞いて育ってきたのですが)。
そこで一緒に燃やしてくれる神社もあるそうなので、お近くの神社で一緒に燃してくれる所があればこれが一番気持ち的にも落ち着きますし、個人情報の問題もクリアできますね。
住所がわからないようにしてから捨てる
一番簡単なのがシュレッダーですね。最低、一年に一度は使う機会があるので購入してもよいかも。私も昔使っていましたが、今はもう少し良い物がありそうですが、昔の手動式のシュレッダーは力がいるので、途中で嫌になって結局ハサミを使っていました。
今はもう少し良い物が出ているかもしれません。または、細かくシュレッダーのように切れるはさみが売っています。これなら場所も取らないし良いですね。
他にも宛名消しスタンプも便利です。
子供にビリビリに破いてもらうと、普段はがきなんて破ったら怒られるし、紙をビリビリ破るのは結構楽しいので喜んで手伝ってくれると思いますよ。
シュレッダーや宛名消しスタンプも、自分でやるなら他にもやることがあったりと煩わしく感じてしまいますが、子供なら遊び半分でやってくれるのでお願いしても良いですね。
可燃ごみにそのまま出す
家庭ごみの回収は、ゴミ収集車が回ってきていると思います。ゴミ収集車は後ろのゴミを入れるところにガーっと入れられ、そのままゴミ捨て場へ持っていかれます。
そして、ゴミ捨て場でもそのまま後ろから捨てられるので、中身が誰かに見られるということはほ考えにくいです。ゴミ回収当日の日、回収の時間に合わせて出しておけば中身を広げられたりすることもありません。
回収日時がだいたいいつも同じでしたら、そのまま、黒いゴミ袋や紙袋に包んで捨ててしまっても問題ないでしょう。
年賀状は保管しても良いのか 捨てる方がよいのか。風水的にはどう?
風水を気にされる方も多いことと思います。風水的には新しいモノは陽。古いものは陰と考えられていて、古いものをずっと置いておくのは運気がよくないそうですよ。
年賀状の送り主の気が宿っているので、いつまでも保管しておくのもあまりよくないとか。紙類は、湿気を含みやすいので、その点からも悪い気がどんどん溜まってしまうそうです。
ですので、年賀状も古いものはどんどん処分された方が運気もよくなります。
風水で有名な李家幽竹さんによると年賀状は、その年の春分の日の前に処分した方が良いということです。そして、処分する日は赤い花を家の玄関かリビングに飾れば、人間関係の運気が上がり、新しい出会いに恵まれるということです。
風水的には年賀状を頂いた、2、3ヶ月後には処分しないといけないんですね。他の風水の先生は、2年以内なら良いとか、人によって違いはあるようです。
とにかくあんまり長い間年賀状をためておくことは避けたほうが良いみたいですね。ですが、もらってすごく嬉しかったり、記念になったりするものでどうしてもこれは捨てたくないなぁという年賀状もありますよね。いくら運気が悪くなるから、と言ったって捨てるのはなんだか違う気がします。
そういったものは、ラタンやカゴなど通気性の良い素材で作られた箱に入れて、日当たりの良い窓のそばに閉まっておくと良いそうですよ。
暗くて風の通らない箱にそのまま保管しておくのではなく、きちんと空気が流れるように収納して、時々見てあげるようにするということでしょうね。そうすればいつまでも『古い』ものにはならないですもんね。
年賀状を捨てるタイミング 私の場合
我が家も長い間捨てることができず、どんどん溜まっていきました。ですが、あとから見返すこともほぼないんですよね。見るときといえば、翌年年賀状を書くときになって、住所を確認したい時など、そのぐらいです。
ですから、数年分を置いておけば十分事足ります。
断捨離やシンプルライフを目指している方は年賀状などは見たら捨てる、住所など変更があれば、その場で記録しておく、など徹底されていますね。
私はそこまでできなくて、やっぱりなんだか捨てられないので、なんとなく捨てられそうなタイミングまで保管しています。
まずは、届いた年賀状は、また来年の年賀状を書くときの参考になるためリビングのすぐ取り出せるクローゼットに収納しています。
無印良品ではがきホルダーとA4ファイルケースを購入していて、ファイルケースに入るだけ年賀状を置いています。
これがいっぱいになったら、納戸に100均で購入したはがき収納ケースにどんどん入れています。大体500枚ぐらい入ると思うのですが、それがいっぱいになったら、中身を見ないで入らない量のはがきを過去の分から処分します。
処分の方法は我が家のゴミ回収は時間がいつも同じなので、黒いゴミ袋か紙袋に包んで、そのまま捨ててしまいます。
人通りも車通りも多い場所なので、わざわざ中身を漁るようなことをしたら目立つのでそういう人もいません。
こういう感じで、おおよそ5年分ぐらいの年賀状を保管して、それより昔のものは残らないようにしています。もちろんとっておきたいと思うものは別に保管をしておけば良いでしょう。
5年も保管しておけば、去年が喪中だったとしても遡って調べることができるで安心です。捨てるときは一枚一枚見てしまうとまた名残惜しくなってしまうので、そのまま「ありがとうございました」と感謝の気持ちと一緒に袋に入れてしまいます。
まとめ
年賀状を捨てるのは少し勇気がいりますが、物は所詮はモノです。その気持ちはしっかり心の中に受け取っていますので、大丈夫です。
いつまでもホコリを被って「捨てても良いかなぁ・・・」と後ろ向きの気持ちで置いておくよりは、感謝の気持ちを込めて処分したほうが良いと思いますが、いかがでしょうか?
古い年賀状をきちんと保管や処分をして、心すっきり過ごしてくださいね。
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