お昼に食べるおにぎりを前日に作り置きできるとしたら、どうでしょう?
朝早く起きなくても済みますよね。冬なんて特に、朝布団から出るのが辛いし、ちょっとでもゆっくり寝ていられたら嬉しいですよねー。
でも、いざ作り置きにするとなると、
・普段つくるように、素手で好きな具材を入れてつくっていいの?
・保存方法は?
などの疑問が。
そこで、安心して作り置きできるように調べてみましたので、ご覧ください。
おにぎりの作り置きを前日に作るときに注意すること
おにぎりを素手で好きな具材を入れて、というように普段のように作り、それを作り置きにすると雑菌を繁殖させたりして傷みやすくなる可能性があるため、危険です。
以下の3つのことに注意してつくりましょう!
①ラップを使って作る
素手で作るのは危険です。
素手で作った方がおいしく感じますが、人の手には雑菌がたくさんついています。そこに水分が加わることで雑菌が繁殖しやすい状態になります。
おにぎりを握るときは必ずラップ使い、手には触れないよう気を付けましょう。
②海苔は食べる直前に巻く
ご飯が温かいうちに海苔を巻くのは危険です。
海苔は傷みやすい食材です。湿気を含んで海苔から腐り始めてしまうこともあります。
どうしても海苔を巻きたい!という場合は、食べる直前に巻きましょう
③具材は傷みにくいものにする。
マヨネーズ類を使った具や生もの、チーズなどの乳製品は、傷みやすいので、作り置きおにぎりの具にするには危険です。
混ぜご飯や炊き込みご飯も、混ざっている具によっては傷みやすいので注意しましょう!
※また、おにぎり用のご飯にお酢を少量混ぜてにぎると、酢の殺菌効果によってごはんが傷みにくくなります。
おにぎりの作り置きを冷蔵庫に一晩入れてもまずくならない?
おにぎりを冷蔵庫に入れておくと、パサパサになってかたくなってしまいますよね。だから、私は、まずくなるから冷蔵庫に入れるべきではないと思っていました。
でも、調べてみたら冷蔵庫でもまずくならない方法がありました!
それは、炊きたてのご飯を熱いうちにラップで握り、湯気と蒸気も一緒に包んでしまう、という方法です。
一個ずつラップに包んだら、紙袋などに入れて、少し温度設定の高い野菜室で保存します。
次の日の朝、そのままではなく、レンジでチンして持って行くようにしましょう。再度熱を加えることによって、閉じ込められた蒸気が熱せられて、炊き立てのような状態になりますし、雑菌が死滅します。包んだラップが蒸気でふくれるまで加熱してくださいね。
おにぎりの作り置きにおすすめの具材
作り置きにおすすめの具材は、傷みにくいもの、つまり塩分が効いている具材です。
塩は、食品から水分を吸い取ります。その結果、雑菌の繁殖を抑えることが出来るのです。
具体的にあげてみますね。
〇梅干し
梅干し自体に殺菌効果があるので、傷みにくさはNo.1です。
〇鮭フレーク・じゃこ
加熱されていて塩分も効いているし、カルシウムもとれるので、おすすめです。私も子ども用のおにぎりの具材によく選びます。
〇塩昆布
名前の通り、塩がよく効いています。
栄養面からみても体に良い具材です。
他に、“ゆかり”や“おにぎり用のふりかけ”もいいですよ。
あと、具材なしになりますが“塩むすび”も安心です。
まとめ
おにぎりを前日に作り置きしておく時は、以下のようにして、つくりましょう。
●素手ではなく、ラップを使って作りましょう。
●具材は塩分が効いているものにします。
●ご飯が熱いうちに作って野菜室で保存しましょう。
●朝出掛ける前にレンジでしっかり加熱しましょう。
これで安心して、おいしいおにぎりを食べることが出来ます。
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