冬物の衣類って圧縮袋を使って保管しても良いんでしょうか?
服が傷んでしまいそうで心配ですよね。
また、圧縮袋に入れる時って、乾燥剤や防虫剤は入れておくべき?
今回は意外と知られていない、
圧縮袋を使うと冬物衣類が傷んでしまうのか、
また防虫剤などは入れておいた方が良いのかを解説します。
衣替えの時にぜひ参考にしてみてくださいね。
冬物の保管に圧縮袋を使いたい!
冬物って厚手の衣類が多いから、
収納しようとするととにかくかさばりますよね!
そこで使うと便利なのが圧縮袋。
でも、圧縮袋ってぴったり空気を抜くため、
確かにコンパクトになるけれど、
衣類が傷んでしまわないか気になって仕方がありませんよね。
もちろん衣類の素材や種類によっては、
圧縮袋が使えないものもあるけれど、
そうでない服は圧縮してコンパクトにして保管するのがおすすめ。
ただし、衣替えの際に衣類を圧縮して保管するのでしたら、
まずは収納する衣類をすべて、洗濯したりクリーニングに出しましょう。
そのまま圧縮して収納してしまうと、汚れがシミになってしまったり、
虫食いやカビを発生させてしまうことがあります。
そのため、冬の間に1度でも着た服は、
一見汚れていないように見えても、
しっかりと洗濯したり自宅で洗えないものは、
クリーニングに出してから圧縮して保管してくださいね!
私も以前冬物衣類にカビを生えさせてしまったことがあるんですが、
とにかく大変だし不衛生なので要注意ですよ!
圧縮袋だと服は傷む?向いてない素材や種類は?
衣替えをする前に、本当に圧縮しても大丈夫な衣類か、
チェックしておくと良いですよ!
では、圧縮袋で傷んでしまう衣類の素材や種類を解説しますね。
・革製品(フェイクレザーも含む)
レザージャケットとかレザースーツとか、
本革、フェイク問わず、革製品を圧縮してしまうと、
シワシワになってしまうので気を付けましょう。
・ダウンジャケット
特にフェザー(羽根)が中綿として使われているものです。
フェザーが使われているダウンジャケットを圧縮してしまうと、
シワになるだけでなく、型崩れやふんわり感を損なうことになってしまうので、
注意してくださいね。
ちなみに、ユニクロなどの安価なダウンジャケットなら、
圧縮してもそこまでふんわり感がなくなることはありませんが、
シワにはなってしまいやすいので、
やっぱり圧縮袋を使わない収納法がおすすめです。
・コットン、リネン、シルクの衣類
コットンやリネン、シルクが主に使われている素材の衣類も、
圧縮袋で収納してしまうと、シワになるし型崩れもしてしまいます。
これらの素材が使われている衣類も、
圧縮はしないでくださいね。
特にシルクは繊細なので、扱いに気を付けましょう。
・細かい装飾品がついている衣類
装飾が多い衣類は、圧縮してしまうことで、
装飾品が破損してしまう場合もあるので、
くれぐれも注意しましょう。
以上が圧縮袋に入れてはいけない衣類。
知らずに圧縮してしまうと大変なので、
衣替えの時は気をつけなければいけませんね…。
衣類を圧縮袋に入れる場合乾燥剤や防虫剤は必要?どこに入れる?
衣類を圧縮袋に入れて収納する場合も、
やっぱりカビや虫食いが気になりますよね。
もし圧縮袋に衣類を入れて保管するなら、
乾燥剤はシートタイプのものか、
脱酸素剤を入れるようにしましょう。
湿気を吸ってジェル状になる乾燥剤もあるのですが、
これを入れてしまうと、中身が漏れてしまうことがあるんですよね。
そのため、必ずシートタイプの乾燥剤か、
カビやダニの発生を防ぐ、脱酸素剤を入れておいてくださいね。
また、防虫剤に関しては、
圧縮袋の中に一緒に入れないのがおすすめ。
というのも、防虫剤を入れて圧縮してしまうと、
成分が防虫剤と密着している衣類にしか発揮されないんですよね。
しかも、防虫剤がずっと衣類の一ヶ所だけに集中していると、
成分によって染みや変色が出たりもするんです。
衣類にとっても良くないので、
防虫剤は使わないようにしましょう。
心配な時は、圧縮袋を収納しておくクローゼットや押し入れなどの中に、
防虫剤を置いておくといいですよ!
まとめ
冬物を圧縮袋で保管する際、
収納する服は必ずクリーニングや洗濯しておきましょう。
また、レザーやダウンジャケット、
コットン、リネン、シルクなどの衣類は、
圧縮袋が使えないので注意してくださいね。
そして、圧縮袋の中には、防虫剤は入れず、
シートタイプの乾燥剤や脱酸素剤だけを入れておきましょう。
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