眠気を解消するためにツボを刺激するのも1つの方法ですね。体にはたくさんのツボがあり、眠気を覚ますツボもいくつもありましたので、代表的な物を紹介します。
眠気解消のツボ~頭部代表
百会(ひゃくえ)
左右の耳の延長上と、鼻の延長上でぶつかった所が百会です。耳に親指を置いて頭を抱えるように持ち、中指で上から下に向かって3秒抑え、3秒離しを数回繰り返す。
頭の血行を良くして眠気を飛ばしてくれます。
風池(ふうち)
うなじの所、髪の毛の生え際にあります。耳の後ろにある骨と首の中央にあるくぼみの間にあるツボです。ツボの場所に親指を置いて、残りの指で頭を抱えるようにして、ゆっくりツボを押します。
脳の活性化につながるツボなので、百会と交互に押すとさらに効果的ですよ。
風府(ふうふ)
背骨から頭に向かってまっすぐ上に行くと、髪の生え際辺りにくぼみがあります。これが風府です。風府に親指を置いて頭を抱えるように持ち、目がある方向、斜め上に向かって3秒ほど押し、3秒離しを数回繰り返します。
睡魔を解消するつぼを人に見つからないように刺激する
手のツボにも睡魔を撃退できるツボがあります。手のツボなら、他の人に見つからないように、机の下でも抑えることができますので、会議中にも良いですね。
中衝(ちゅうしょう)
中指の爪の生え際で親指に近い方向へ3mm先にあるツボ。反対の親指を使って、少し痛いかなぁと思うぐらいの強さで15秒~1分ぐらい抑えます。両指やるとさらに良いでしょう。イライラした気分を落ち着かせる効果もあるそうですよ。
労宮(ろうきゅう)
手をグーッと握った時に中指の先端上にあります。手のひらの中央にあつツボです。少し強めにモミモミします。
緊張を緩和し、気持ちを落ち着かせてくれる効果も期待できます。会議中に持ってこいですね。上半身の血行を良くしてくれるので肩こりにも期待できます。
合谷(ごうこく)
手の甲側の親指と人差指を手首に向かって辿って行くとくぼみがあります。くぼみの人差し指側にあるツボです。反対の手で甲をつかむようにして、合谷を親指でえぐるようなイメージで抑えます。
5秒抑えて、5秒離すを繰り返します。またはグリグリと親指を回してマッサージします。
目が覚めるツボは足にもある
仕事中、どうしても眠くなった時は手や顔を洗いに行ったり、トイレに行ったりと席を離れることもあるかと思います。そんなときについでにツボを刺激してさらに睡魔撃退を図りましょう。
足臨泣(あしりんきゅう)
足の薬指と小指の間、足首の方向へ辿って行くとくぼみがあります。
陰白(いんぱく)
足の親指の爪の生え際、外側の方向へ2mmほど先をもみほぐします。
足のツボなら靴を脱がないといけないので、それだけでちょっとした眠気解消になってくれそうな気もします。
おわりに
人によって効果があるツボ、効果がないツボ、合う合わないがあります。幸い眠気覚ましのつぼはいくつもありますので、ご自分にあったツボが見つかると良いですね。
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