ほおずき市は都内各地でやっているのですが浅草寺のほおずき市が最も有名です。境内で120ものほおずきのお店が並び、掛け声と風鈴の音色がとても賑やかなお祭りです。
今年の浅草寺のほおずき市は木曜日と金曜日になりますので平日ですね。遅くまでやっているのであれば会社帰りや学校帰りでも楽しめますが、何時頃までやっているのでしょうか?
はたまた、せっかくほおずき市にいったのだからと縁起物のほおずきをついつい購入してしまったのは良いけれど、一体どうやって育てたらよいのでしょうか?せっかくならきちんと育ててあげたいですよね。
浅草寺のほおずき市は何時までやっているの?
浅草寺のほおずき市の開催時間は、浅草観光連盟のホームページでは朝9:00~夜の9:00までとアナウンスされていますが、実際の所は9日は0時近くまでやっているとの事です。
ですが、2日目の10日はほおずきがなくなったお店から順に閉めてしまいますので、それほど遅くまでは開いていないでしょう。
ですが、2日めの夕方頃からほおずきは値下げが始まるそうです。ほおずきがあまりついていない鉢なら500円で売っていたと言う話もあります。2日めの夕方ともなれば、お店の方からしたら早く売り切ってしまいたいでしょうし、見た目が良いものはすでに売れてしまっているでしょう。
ほおずき市では120店舗のほおずき屋さんと、そのほかの売店も100店舗ほど出店があります。ほおずき屋さんの威勢の良い掛け声と風鈴の音のにぎわいが江戸のお祭りという感じで魅力的ですね。
この2日間だけ売られている雷除けの御札も貴重な御札です。昔、赤いとうもろこしを吊るしていた家だけが雷が落ちなかったことから、雷除けのために赤いとうもろこしが売られていました。ですが、明治の頃に不作が原因でお店が出ませんでした。その時に人々にお願いされて作られたのが雷除けの御札でした。
ほおずき市 浅草での価格はいくら?
ほおずきの価格は統一されています。風鈴付きで2000円から2500円ぐらいの間です。お店によっては2つ買うからおまけして~が通用する所もあるそうなので、勇気があれば挑戦してみてくださいね。
また、たくさん買う人のために、宅配サービスができる店舗もあるとか。もちろん別料金になりますが、こちらも利用すると便利です。
ほおずきは江戸時代、水と一緒に丸呑みすることで暑気払いの薬になるという評判がありました。今は観賞用と食用のほおずきとがありますが、浅草寺で売られているほおずきは観賞用とされているものです。
ほおずきの育て方 日当たりに気をつける
ほおずき市に行ったのだからと買ったは良いですが、ほおずきってどうやって育てるのでしょうか?
ほおずきを育てる時に大事なのは日当たりです。日当たりは良い方がほおずきは喜ぶそうです。ですが、強い日差しは嫌います。理想は夏は午前中は日に当たり、午後からは日陰になるような場所です。
乾燥も嫌うので、土が乾いてきたら、鉢の底が湿るぐらいたっぷり水をあげましょう。
ほおずきはカメムシがつきやすいです。カメムシは茎について養分を吸い取ってしまいますので、殺虫剤を使うなどしてカメムシを防ぎます。特に梅雨の時期から夏場に注意。
日当たりと水をしっかりあげることで比較的育てやすい植物です。うまくいけば来年もかわいらしいほおずきを咲かせてくれるかもしれません。しっかりお世話をしてあげてくださいね。
おわりに
『ほおずき市』なんだか響きだけでもすごく可愛らしくて惹かれるネーミングですが、実は浅草寺のほおずき市は活気のある商売人のお祭りって感じですね。
この日に参拝すれば四万六千日分のご利益があるとも言われていますし、ぜひお出かけしてみてくださいね。
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