ひな祭りに欠かせない食べ物の1つに雛あられがあります。
実は関西と関東ではひなあられって違うんですね。
関西住みの私のひなあられといえば
いわゆるおかきのような「あられ」にいろんな色が付いているお菓子。
その中になんとチョコおかきまで入っているんですよね。
これがおいしくって、昔は妹と取り合って食べていました。
だけどそもそもひなあられってなぜあの色なんでしょうか?
何か意味があるのか?
気になったので調べてみました。
ひなあられの色に意味はあるの?
ひなあられは、もともと菱餅を小さく砕いて食べたのが始まりという諸説があります。
菱餅は白、緑、ピンクの3色からできていますよね。
ひなあられも白、緑、ピンクです。
この色の意味も諸説あるようですが、
ピンク:桃の花をイメージ、魔除け、解毒作用
白:子孫繁栄、長寿、純白の雪のイメージ
緑:厄除け、新緑のイメージ
このような意味があるのだとか。
時々黄色を入れて4色のひなあられもありますが、
あれは四季という意味で
春 ピンク
緑 夏
黄 秋
白 雪
となったとか。
ひなあられの名前の由来とは?
女の子のお人形遊びを昔は雛遊びと言いました。
雛遊びではお人形さんも一緒に色々なところへ連れて行ってあげたりもします。
お人形さんに春の景色を見せてあげるため
お外に連れて行って上げる際に
持っていった携帯食料がひなあられの由来になっているそうです。
また菱餅を外に持っていけるように砕いてひなあられを作ったという諸説もあります。
ひなあられの作り方。切り餅、お麩、もち米どれからでも作れる
ひなあられは実は家で作れてしまいます。
お正月のお餅が残っていればひなあられに挑戦してみても良いですね。
切り餅でひなあられ
お餅を5mm角ぐらいに切る
150度のオーブンで20分ぐらい。
水分が抜けてカリカリになるまで焼きます。
抹茶とグラニュー糖を同じ分量で混ぜておく
鍋にグラニュー糖大さじ2と水大さじ2を入れる
トロッとしてくるまで火にかける。
焼きあがったひなあられの3分の2にかけて
3分の1に抹茶パウダーをかける。
残りの3分の1はそのままか、クリーミーパウダーをかけてもオッケー
さっきの鍋にいちごジャムとクリーミーパウダー、
水を同量加えて火にかけ、残りのひなあられにかける
お麸でひなあられ
五色麸のように色々な色が元々付いているものだと便利。
色を付けたいなら切り餅の麸のようにお砂糖に色を足すと良いです。
五色麸 35g
上白糖 35g
水 25cc
サラダ油 適量
五色麸を170度の油でサッとあげてキッチンペーパーで油きり
上白糖と水を鍋に入れて、砂糖を梳かす
砂糖が溶けてとろみがついたら弱火にし、先ほどの麸を入れてカラメル
ひなあられに白さがでてきたら、油を薄く塗ったバットに広げて出来上がり。
もち米でひなあられ
もち米を170度の油で揚げるだけ。
あとはお好みの色粉をつけます。
まとめ
ひなあられはひな祭りにはなくてはならないものです。
売っているものも美味しいですが、実は簡単に作れてしまうんですね。
娘と一緒に雛あられを作ってひな祭りを楽しむのも
思い出に残る良いイベントになりそうです。
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