運動会の徒競走、少しでも速く走ってほしい!できれば1位になったら嬉しいなとは思ってはいるのですが、我が子は闘争心がなく、毎年3位、4位ぐらいをウロウロしています。
本人はのんきなものですが、親からすればもう少しなんとかならんのか・・・とモヤモヤ。当事者はこどもなのであまりうるさく言うのはよくないでしょうが、少しでも速く走れるようにと毎年こんなアドバイスをしています。
運動会の徒競走での走り方を子どもに簡単に伝えたい
私は陸上部でした。全然早くはなかったのですが、それでも先生や先輩から聞いたり、合宿に参加したりで早く走るためのフォームは知識としては知っています。
でもそれを息子に話した所できっと理解できないし、もし私の話を真面目に聞いてくれてやってみてもきっとうまくいかないです。頭で考えるのと体でやってみるのとでは全然違いますものね。
子どもに走り方を教える時はポイントを絞らないといけませんが、大事なポイントは2つ。
1 腰の位置を高くする
2 腕を大きく左右対照に振ることです。
練習は、腰を高い位置に保った状態でピョンピョンとジャンプしながら小刻みで10mほど進みます。その後40mほど軽く走ります。
腕振りの練習は止まった状態で腕だけを振ります。はじめは両肘とも伸ばして振っていきだんだんと肘を曲げて最後は90度まで曲げます。肩に力が入らないように注意します。
腕は後ろに引くときに意識をして、その反動で前に振るといったイメージです。腕が前に戻ってきた時に拳が目の前ぐらいにあるのがちょうど良い状態です。
事前の練習は以上のような感じですが、当日になってこんな事をしていても間に合いませんよね。当日に出来る限り早く走れるようにアドバイスするならば、
・腕をよく振ること
・ゴールよりも10m先がゴールだと思って走り切ること
朝、登校する前にこの2点を覚えておくように子供さんに伝えてあげてくださいね。
よい結果がでますように。
運動会の徒競走で靴はやっぱり瞬速か!?
我が子も年長さんから1年生ぐらいまでは瞬速さえ履けば一位になれると思っていたようです(笑)瞬速は子どもに人気ありますね。年長さんの時には園の下駄箱の半分は瞬速だったということもありました。
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今は息子は瞬速は履いていませんが、1年生の時は履いていました。ですが瞬速は左カーブの時に威力を発揮してくれる靴なんですよね。でも低学年の徒競走は直線のみ・・・
残念ながら息子は瞬速の威力を発揮できずに終わりました。
今年からは80m走になり、カーブが1つあります。残念ながら靴は普通のスニーカーです。靴紐のスニーカーを履いている場合、靴の紐をキツく締めておくと、足と靴が一体化されて走り易くなります。あいにくうちの子のスニーカーはまだマジックテープタイプなのでこれも採用ならずです。走り終わったら靴紐はゆるめてくださいね。血の巡りが悪くなったら困ります。
瞬速は有名ですが他にもムーンスターのバネのチカラというスニーカーも「速く走れる靴」として発売されています。瞬速の場合はカーブに強いというのが謳い文句ですが、バネのチカラは走りだしに力を発揮できるというのがポイントですので、直線の徒競走ならバネのチカラを履いてみるのも良いですね。
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何にせよ、靴は当日下ろしたての物を履かないでせめて1ヶ月ぐらいは履き慣らされたスニーカーで運動会は迎えるようにしましょう。これを履けば必ず早く走れるという魔法の靴はありませんが、暗示の効果もあるかもしれません。子どもさんをその気にさせるためにも、こういった靴を試してみるのも楽しいでしょう。
運動会でビリだった場合、言葉かけどうする?
我が子の場合は闘争心がないのが悩みの種なんです。運動会でも、勉強でも普段の遊びでもあまり一番になりたいという気持ちがないようです。ですので運動会の前日まではそこそこ発破をかけて、「がんばりや!」「頑張って1位になろうな」と言葉をかけています。
ですが、当日ビリだった場合、ビリじゃなくても1位じゃなくてもそこはもうあまり口にすることはしません。とりあえず帰って来たら「楽しかった?」と尋ね、「楽しかった」という言葉を聞いたらそれでもう満足です。
本人から「1位になれなかった~」と言ってきた場合は「残念やったね。」とか「悔しかったね」と言い「来年がんばろう」という感じです。「1位になれなくてもよい。頑張る気持ちが大切なんだから」と仰る方もいるようですが、我が家ではその言葉がけはしていません。
というのも闘争心がないので、「一位にならなくても良いんだ!」とドンドン競争に興味がなくなってしまうのではないかと心配だからです。
もし我が子が、すごく闘争心があり、1位にこだわりを持ちすぎる子どもなら「頑張る気持ちが大切」という言葉かけをしたかもしれません。
子どもが『1位になりたい!でもなれなかった、悔しい。』と思っているのに「1位になれなくても良い。頑張る気持ちが大切だから」というのはなんか違う気がします。子どもは『1位になりたかった』のだからその気持ちは受け止めた言葉かけを考えます。
みなさんはどんな言葉かけをされますか?子どもさんの気持ちに寄り添った言葉かけができると良いですね。
おわりに
子どもにはできるなら1位になってもらいたい!運動会で活躍して欲しい!と思ってしまいます。ですが、そこはやっぱり自分の子どもなんですよね・・・
毎年がんばれ!もっといけるやろ~!とは内心思うのですが、よくよく考えれば自分が子どもの時もそこそこだったから、子どもだってそこそこで当然なのかもしれません・・・
頑張ることも大事だけど、楽しかった!と思える運動会を過ごしてほしいなぁと思います。
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