暑くなると食べたくなる冷やし中華。私も大好きです。簡単そうでちょっとめんどくさいのが錦糸卵なんですよね。あんまりめんどくさいからそぼろ状態の卵で出すときもありますが、やっぱり錦糸卵の方が雰囲気も出るし美味しいです。
だけど錦糸卵を作るといつも破れてしまったり、ちょっと色が付いてしまったり、
色がまだらになってしまったりとうまく作れたことがありません。
薄焼き卵が上手に作れると、冷やし中華だけでなく、ちらし寿司にも良いですし、キャラ弁を作るときにも大活躍しますね。またオムライス弁当を作りたい時もしっかり火を通した薄焼き卵の方が安全で食べやすいです。
そこで私のような料理下手でもキレイな薄焼き卵が焼ける方法を紹介します。これで今年の夏は冷やし中華作り放題、食べ放題ですね(*^_^*)
薄焼き卵が破れない方法。ポイントは片栗粉と火加減
卵はカラザを取ってしっかり溶きます。卵はしっかりめに溶いておくと焼いた時に固まりやすいです。(ちなみに、プレーンオムレツやだし巻き卵を焼くときは白身を切る程度に混ぜるとふっくら仕上がりますよ。)
溶いた卵にお砂糖をタマゴ2個に対して小さじ1ほど入れます。お砂糖を入れることでタマゴの黄色がキレイにでるので少しは入れたほうが良いです。甘い卵焼きが好きな方はプラス小さじ1ぐらい入れても良いですね。あまり入れると焦げやすくなるので注意です。
溶き卵の中に水溶き片栗粉を入れます。分量はタマゴ2個に対して、小さじ1:1です。片栗粉を入れると玉子焼きが丈夫になり破れにくくなります。水溶き片栗粉は必ず入れましょう。
溶き卵が作れたら漉します。濾してから焼いたほうがムラなくキレイに焼けますので、少し手間ですが漉しましょう。我が家はこし器がありませんので、お味噌を溶くヤツでこしています。
溶き卵を作ったらフライパンを熱します。火加減に注意です。強すぎると焦げやすいので弱火で。火が弱いのはあとから調節できますので、強すぎには注意です。少し温まって、箸に付いた卵液をのの字に伸ばしてみた時にジュッとなったら充分です。
油を引いて余分な油を拭き取ります。その後一度濡れ布巾にフライパンを少しだけ置くと溶き卵を入れた時にぷくぷくっと空気の膨れたようなのが出にくくなります。
卵液を入れてまんべんなく振ります。余った卵液は戻します。そうすることでまんべんなくタマゴが行き渡り火が均一に通りやすくなります。
フライパンを動かしてまんべんなく火を通します。大体火が通ったら端っこから手で裏返します。
これがうまくできない方は、火を一度とめてそのまま置いておくと端っこが乾いてきてだんだん浮いてきますので、そこを摘まんで裏返すという方法もあります。
火がしっかり通っていれば裏返しはしなくても大丈夫ですが、気になる場合は少し裏返して乾燥させると良いでしょう。
これで出来上がりです。別のお皿やまな板に置いた薄焼き卵の上にキッチンペーパーを敷いて、2枚めを焼き上げます。2枚めが焼けたらキッチンペーパーを敷いた上に載せて、またキッチンペーパーを敷きます。
こうすることで、卵焼きの水分を吸ってくれるので扱いやすくなります。しっかり冷ましてから薄く切って錦糸卵の出来上がりです。
この動画がとても参考になりました
薄焼き卵を焦がさないで作るならレンジを使うと簡単
薄焼き卵をフライパンで焼くのが難しければ、電子レンジで作ることもできますよ。これなら焦がすことがないので良いですね。
平らな耐熱皿にピッタリとラップを敷きます。その上に溶き卵を薄くクレープのような感じに流し入れます。それでレンジで30秒ほど加熱します。卵の様子を見ながら加熱時間の調節をしてください。
これだけで焦げない薄焼き卵の出来上がりです。簡単ですね。
なんと薄焼き卵を電子レンジで作る便利アイテムもあります。これなら失敗いらずなので、こういうのを利用するのも良いかも!
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曙産業 レンジで薄焼きたまご |
クックパッドで、電子レンジで作る薄焼き卵の作り方も紹介されていました。この方法ならラップもいらないです。
錦糸卵が余ったら冷凍保存すると便利
錦糸卵はなんと冷凍保存が可能です。ですのでたくさん作って作りおきしておけばちょっとした彩りなどにも便利ですね。
薄焼き卵を薄く切って錦糸卵の状態にしてから、ジップロックのような保存袋に入れて冷凍保存します。冷凍した卵は自然解凍で食べることができます。
夏などは冷やし中華を作る機会が多いでしょうし、ぶっかけそうめんに使うのも美味しいです。夏は極力火を使いたくないですしね。一度に何食分か作って保存しておくと時短にもなります。
余った錦糸卵はそうめんや、冷やし中華も良いですが、春雨サラダに加えるのも美味しいです。春雨サラダは炒り玉子を入りの方が好きなのですが、いつもめんどくさくてナシで作っちゃうんですよね。冷凍保存しておけばササッと使えて便利です。
おわりに
夏の冷やし中華だけでなく、桃の節句や端午の節句などのお祝いごとにもちらし寿司で金糸卵を使う機会はそれなりにあると思います。そのたびに、苦手意識があって作るのを躊躇しちゃいがちなのですが、これで次回からはどんと来い!です。
一度試してみてくださいね(*^_^*)
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