小学生のお母さんは4月になると毎年憂鬱な行事が沢山です。とりあえずPTA役員の選出、そして家庭訪問・・・
私はこの季節は毎年苦手です。先日やっと家庭訪問が終わりこれでとりあえず憂鬱な行事が一段落です。
子どもも小学3年生になり今回で3回めの家庭訪問だったのですが、それでも悩むのが先生へのおもてなしについて。毎年近所のママとどうしたこうしたと話をしています。
家庭訪問の時ってお茶やお茶菓子って出したほうがよいのかな?学校によっては「必要ありません」と事前にプリントに書いてくれている所もあるようですが、我が子の小学校では特に記載はありません。
一般的にお茶やお茶菓子ってどうしているのでしょう?また時間のない中でどのタイミングでお茶を出したら良いのでしょうか?私の体験談も踏まえてお伝えしたいと思います。
家庭訪問でお菓子や飲み物って何か出す?
家庭訪問の目的は
児童の家を把握すること。
児童の家庭環境を把握すること。
児童の親を把握すること。
にあるそうです。特に児童の家を把握することが主な理由だそうです。緊急時に児童を家へ送ったりする場合に備えて場所を知っておきたいのです。最近では忙しい親のためにも玄関先で家庭訪問をする学校も出てきているとか。
そう考えると本来はお茶やお茶菓子に気を取られる必要はないんですよね。とは言っても、やっぱり自分の子どもがお世話になっている先生だから、最低限の礼儀は尽くしたいと思ってしまうのは母親だったら当然のことでしょう。
家庭訪問は多い時には数時間で7、8人の子どもの家へ向かわれるとか。そんな時に毎回お茶やお菓子を食べていればお腹はタプタプになってしまいますよね。
ですから、あまり凝った物を出す必要はありません。気を使う先生なら毎回しっかり飲んだり食べたたりで返って気の毒です。
ですが、家庭訪問の時期って暑い日もありますので、たくさんの家へ向かわれる先生は暑かったり、ずっと喋り倒しているので喉が乾いている場合もありますね。
なのでお茶をお出しすれば充分だと思います。お母さんによっては先生はいろんな所でお茶を出されているからと、缶コーヒーを渡したり、ペットボトルのお茶を渡したりとそれぞれ工夫されています。
お茶菓子もどうしても出したいのであれば個包装の物を選び、その場で食べられない場合は持って帰ってもらうなどの配慮もあったほうが良いですね。
何はともあれ、あまり力みすぎて淹れたてのお茶を!とか美味しいコーヒーを!と本来の目的とは違う所へ行ってしまっては先生も困ってしまいますね。できるだけ短時間にパパっと用意出来るものを準備しておきましょう。
家庭訪問でのお茶出しのタイミングってどこ!?
先生をお通しする部屋によっても違ってくると思いますが、多くの場合、玄関でお出迎えしてリビングや応接間にご案内します。先生に「こちらへどうぞ」と座ってもらうタイミングで自分はキッチンへ向かってササッとお茶の用意をします。
お茶の用意ができたら先生の元へお出しして、そのまま本題に入るというのが一般的なお茶のタイミングです。ですから、やっぱりあまり時間が掛かるものはお話をする時間が減ってしまいますので、できるだけ簡単に出せるように予め準備しておきましょう。
グラスやコースター、お盆なども予めスタンバイしておき、お茶菓子を出す場合はそちらも後はお出しするだけという状態にしておきます。
または、母親が先生をご案内している間に子どもにお茶の用意をして持ってこさせるのも良いですね。母親と先生、お互いに少し緊張していても子どもが間にいることで和みますし、話のきっかけにもなってくれることと思います。
家庭訪問が苦手な私は毎年ぐったりです
私はもともと社交的でないので、知らない人と二人で話すのはものすごく精神的に疲れてしまいます。もう、家庭訪問の数日前から気が重いです。おまけにぐうたら主婦ですので、家の片付けもあまりできていません(汗)
そんなことなので家庭訪問1週間前は大忙しで家を片付け始めます。それでも結局先生が来られる1時間前ぐらいにはリビングの物をとりあえず使わない部屋へ押し込むという作業は毎年恒例です。
毎年息子は家庭訪問の時間にはいなかったりするのですが、今年は家にいたのでお茶を出してもらうお手伝いをしてもらいました。
・・・が、これが迂闊でした。子供さんにお茶を出してもらう場合、予行練習をしておくことをオススメします。一応口では伝えていたのですが、いざ本番で先生にお出しするときにはグラスに波々とお茶をいれ、お盆もコースターも使う事なく上からガッツリ掴んでお茶を運んできました。
めっちゃ恥ずかしかった~(=o=;)
特にガサツな男の子のお母さんはしっかり教えて実際にやらせてから本番に挑みましょうね。先生は笑っていましたけどね(汗)
家庭訪問はいつも4、5月にあるのでまだクラスにも馴染んでいませんし、勉強の方も始まったばかりでそれほどつまづきもありません。ですからあまりお話をすることもないんですよね。今年も短時間で終わりました。
あれだけ憂鬱だった家庭訪問もたったの15分ほどで終了。あっけないものです。だからといって長々といられても困ってしまいますが。
ちなみに私の場合はお茶はペットボトルのお茶を用意していました。というのも、私がプチ潔癖なので、よその家のお茶は飲みにくいのでは・・・と考えてしまうんですよね。だから先生には市販の飲み物をお出ししました。
近所のママ友は缶コーヒーを渡したそうです。色々なお家でお茶を出されてお腹タプタプだろうから、という配慮だそうです。
お茶菓子をお出しするママ友もいたのですが、イチゴを出していたそうです。暑い日にはお菓子をだすよりもさっぱりして食べやすいかもしれませんね。
他には子どもが作った手作りのお菓子を出したという家もありました。これも先生との会話も弾みそうですね。
おわりに
毎年思うのが、家庭訪問のお菓子や飲み物に気を使うよりも、せっかく先生とお話できる機会なんだから、もっと子どもの様子を質問したら良かったなぁという所です。
来年はもっとスマートにやりたいものです。
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