ウナギの本当の旬は10月~12月の冬だそうです。でも夏の土用の丑の日にウナギを食べるという風習がありますよね。できれば子どもにも日本の行事を教えてあげたい。土用の丑の日に鰻を食べる意味を調べてみました。
そして我が家は節約家計。鰻は高級品です。中国産といえどもそれなりにしますよね。できるだけお金をかけずに食べられる鰻のレシピを紹介します。どうしても鰻が食べたくなったらこの方法で乗り切っています。
土用の丑の日に鰻の意味は?
土用というのは季節の変わり目にある立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を言います。その中でも現在まで重要視されているのが、夏の土用の丑の日です。
夏が始まる前の土用は暑さもあり、体がバテて疲れる頃。その時に体調に気をつけるために色々な習慣が生まれたのが始まりだそうです。
土用の丑の日にウナギを食べれば、夏バテせずに健康で入られるという言い伝えができましたが、これは夏場に売れない鰻屋さんにお客さんに入ってもらおうと思って宣伝したことが始まりだという言い伝えもあります。
本来はウナギを食べるというよりは、「う」の字がつくものを食べると健康でいられるという言い伝えから始まったそうです。
「う」のつくものということで、土用の丑の日にはうなぎ以外に、「うどん」「梅干し」「瓜」などがあります。
ちなみにうなぎと梅干しは食べ合わせが悪いから一緒に食べてはいけないという迷信がありますが、あれは梅干しは食欲増進する働きがあるためうなぎを食べ過ぎてしまうからいけないということから言い伝わったそうですよ。
ですから、うなぎと梅干しを食べたからといって体調が悪くなると言ったことはありませんので安心してくださいね。
うなぎの節約レシピ。節約一家でもウナギは食べたい。
鰻って高いですよね。国産なんてとんでもない!!中国産だって家族分買おうと思うとそれなりにしてしまいます。1週間分の食費が飛んでいっちゃいます。ですので我が家では鰻を食べるとなるといかに少ない量でみんなが食べられるかが勝負です。
そんな我が家のウナギ料理はうなぎの混ぜご飯です。
[note] 米2合うなぎの蒲焼き1匹
高菜 大さじ2ぐらい?(適量です)
卵2個
炒り白ゴマ 適量
蒲焼きについていたウナギのたれと山椒
作り方
普通にお米を炊きます。
その間にウナギを1cmほど幅に切ります。
ご飯が炊けたらウナギとうなぎのタレ、山椒を入れて10分ほど蒸らします。
その間に炒り玉子を作ります。
10分後ご飯に炒り卵と高菜を入れて混ぜあわせて完成です。
仕上げにごまをかけます。
これ、「きのう何食べた?」という漫画に掲載されていて、美味しそうで真似てみたのがきっかけで何度か作りました。本当に美味しい!そして簡単。
我が家は3人で1.5合から2合米を食べるので、ウナギ1匹で3人分が賄えるので経済的です。
娘がまだ2歳で小骨が少し気になりますので、念のため今年はお休みかなぁと思っていますが、来年は絶対作ります!
今年はいっその事、こちらにしてしまおうか!?骨の心配いらないですしね( ´∀`)>> うなぎそっくり♪ちくわのかば焼き by りらくみ
うなぎの付け合わせのおかずはどうする?
うなぎは栄養価が高くて、高カロリーですし、タレで結構満足感がありますよね。ですから酢の物系であっさりしたものの方が食べやすいです。
またビタミンCがないのでキャベツやトマトを使ったサラダを作ってもよいでしょう。
私が好きなのは山芋とオクラのとろろ。お醤油で味付けします。山芋は高いので長芋で作ったり、冷凍食品のとろろ芋を購入したりして作っています。ウナギとの相性もバッチリで美味しいです。
あとは汁物ですね。お味噌汁でも良いですが、私はお吸い物の方が好みなのです。肝吸いなんて物は食べられませんのでお豆腐やわかめのお吸い物になりますがしじみを使った汁物もオススメです。昔から「土用のしじみは腹の薬」と言われています。
おわりに
節約家庭だって、たまにはウナギは食べたいですよね。天然のウナギはいよいよ一般庶民には手が出なくなってきましたが、それでも出来る範囲で日本の行事を家族で楽しみたいなぁと思います。
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