赤ちゃんのためにミルクを作ったけれど、
1口も飲まなかった場合は、とっておいて、
あとで温めなおしてもいいんでしょうか？
また、ミルクを作り置きしておきたい場合は、
何時間くらいだったらミルクは常温でも平気？
今回は、赤ちゃんのミルクは温めなおしても良いのか、
常温ではどれくらい保つのかを解説します。
ミルクの作り置きを温め直しできる？
赤ちゃんが一口も飲んでいないミルクでしたら、
温め直して与えても大丈夫ですよ。
ただし、70℃以上のお湯を使って調乳してあり、
作ってから2時間以内のミルクだけです。
また、一口でも赤ちゃんが飲んだミルクは、
ほとんど残っていたとしても、温め直しはせずに、
必ず捨てるようにしましょう。
雑菌がミルクの中で繁殖してしまい、
それを赤ちゃんに飲ませると、
下痢をするなどお腹を壊してしまいます。
赤ちゃんは大人よりも免疫力が弱いので、
絶対に飲み残しのミルクは与えないようにするのが良いですね。
ちなみに、作り置きしたミルクや、
赤ちゃんが一口も飲まなかったミルクは、
湯せんで温め直すようにしてください。
温め直しする場合には、必ず以下の注意点を守りましょう。
・15分以上加熱しない
湯せんで15分以上加熱してしまうと、
ミルクに雑菌が繁殖してしまうので厳禁です。
また、湯せんで温めている時は、
哺乳瓶を回して、中のミルクが均一に温まるようにしましょう。
・電子レンジでミルクを温め直さない
楽だから、とついつい電子レンジでミルクを温め直したくなりますが、
レンジだとミルクが均一に温まらないし、
加熱し過ぎて赤ちゃんが火傷をしてしまう場合も！
そのため、電子レンジでは絶対に温めないようご注意を。
・作り置きしたミルクは冷蔵庫で保管する
ミルクを作り置きする場合、
調乳したミルクは冷蔵庫に入れておきましょう。
すぐにミルクを冷やすことで、
約24時間は保存ができるんですよ。
もちろん赤ちゃんに飲ませる時は、
ちゃんと湯せんで温めてから与えてくださいね。
ただし、飲み残しのミルクは冷蔵庫で保存するのもNGですよ！
一応ミルクの温め直しは可能と言えば可能ですが、これだけのことをやるのはずいぶん手間がかかりますよね。
それを考えると、もったいない気持ちはありますが、新しく作り直した方が安全だし楽な気がします(;^ω^)
ミルクは常温の場合何時間ぐらいなら作り置きできる？
ミルクは常温の場合、約2時間は作り置きしておくことが出来ます。
2時間経ったら一口も飲んでいなくても、
必ず破棄してくださいね！
ただし、ミルクメーカーはミルクを作り置きしておくことを推奨していません。
赤ちゃんが一口も飲んでいなくても、
やっぱり雑菌が繁殖してしまう場合もあるかならんですね。
ただ、夜中にお湯を沸かして、
赤ちゃんのミルクを作るのって結構大変ですよね…。
そんな時は、調乳ポットや電気ケトル、
ウォーターサーバーがあるとかなり便利ですよ。
また、どうしてもミルクを作り置きしたいのでしたら、
哺乳瓶や手の洗浄や消毒は徹底しましょう。
哺乳瓶の隙間にほんのちょっと残っていた汚れだけでも、
雑菌がエサにして繁殖し、赤ちゃんに害を及ぼします。
哺乳瓶をしっかり洗うことも重要ですが、
煮沸消毒や薬剤消毒などで、菌がいない状態にしてから、
ミルクを作って飲ませるのが良いですね。
作り置きに関しても、消毒をして完全に菌がいないようにするってなかなか難しいですよね。
目に見えるものでもないですし、なので作り置きもあんまり現実的ではありませんね。
多少大変でも安全にミルクを飲ませてあげたいと思うとやっぱり毎回ミルクを作ってあげるのがよさそうです。
ちなみに、外出時に作り置きしたミルクを持ち歩くのは、
衛生上よろしくないのでNGです。
外出中は魔法瓶など、
保温機能付きの水筒やタンブラーに入れた70℃以上のお湯を持っていき、
出先でミルクを作ってあげると良いですよ！
水道が使える場所でしたら、流水でミルクを冷ますのもOKですが、
理想としては湯冷まし用の水も持ち歩くのがベスト。
あとは清潔な哺乳瓶とスティックタイプのミルクがあれば、
出先でも赤ちゃんにミルクを作ってあげられます。
やっぱり赤ちゃんと外出するとなると、
荷物が格段に増えてしまいますね…。
でも赤ちゃんにキレイなミルクを安全に飲ませるためにも、
調乳用の熱湯や冷ます用の水も、ちゃんと持っていくのが良いですよ。
まとめ
ミルクは基本的に、作り置きするのはおすすめされていませんが、
70℃くらいのお湯で作ったミルクで、
赤ちゃんが一口も飲んでいないのでしたら、
2時間くらいは保存OKですよ。
冷蔵庫に入れておいたなら、
だいたい24時間は温め直して飲ませられます。
作り置きしたミルクは必ず湯せんで温め直して、
絶対にレンジで加熱はしないように注意しましょう。
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