子どもがテレビの内容が分かるようになってくると「お月見って何?」「僕もお団子食べた~い」と言われるようになります。
ですが、今までサザエさんで見ることはあっても実際に自分の家でお月見なんてしたことがありません。子どもがいれば、季節の行事は人並みにしてあげたいとは思いますが・・・
お月見って言うぐらいだから月を見て、そしてお団子を食べる。その程度の知識しかありませんでした。子どもに分かるように簡単にお月見について教えてあげたいです。
それに月見団子も簡単にできるなら作ってあげて家族でお月見を楽しみたいですね。
お月見を子どもに説明 どう言えばよい?
お月見は旧暦で8月15日に当たる日を言います。2015年(平成27年)の今年のお月見は9月27日です。その日のお月様を中秋の名月と言い、今年の収穫の感謝と来年の豊作をお願いしていました。
ですが、子どもにそんな風に説明してもきっとまだわからないですね。
「お月見って何?」と子どもに聞かれたら、「昔の人はお月様に向かって、『今年も美味しいお米やお野菜、果物が取れました。ありがとうございました』という気持ちを込めてお月様にお団子や食べ物をお供えしたんだよ。」と教えてあげれば良いでしょう。
そしてお供えが終わったら「お月様はもう食べたから、あとはみんなで食べようね」と言って、お月様を眺めながら家族でお団子や料理を頂きます。
固くならない団子の作り方。
月見団子の作り方は上新粉とお砂糖とお水を混ぜて、丸めて蒸すのが基本ですが、この作り方だと時間が経つと固くなってしまうんですよね。白玉粉を使ってもやっぱり固くて時間が経つと美味しくありません。
そこで時間が経っても固くならないお団子の作り方を紹介します。
材料:白玉粉、白玉粉とほぼ同量ですが少し多めに絹ごし豆腐を用意しておきます。
作り方:白玉粉に豆腐を混ぜ混ぜします。豆腐はお団子の硬さを見ながら足していきます。豆腐は水切りをしないでそのまま使います。
混ぜていくうちに耳たぶぐらいの硬さになれば、丸めます。沸騰したお湯にお団子を入れて約3分ほどしたら浮かんできますので、そこから1分ほどしたら引き上げて冷水にさらします。
お団子はこれで完成です。あとはお好みのきな粉やあんこをつけて食べてください。
子どもはお団子作り大好きですよね。普段お砂で遊んでいるのに、この日はお料理でお団子が作れるなんてとっても喜んでくれるでしょう。お月見の日は是非お団子作りを一緒にしてあげてくださいね。
お団子は何歳から食べさせる?お兄ちゃんと同じ物を食べたがる娘。
我が子は2歳なのですが、まだお団子やお餅は食べさせていません。息子の時は年少時代に保育園の給食で出たのがきっかけでお団子は少しずつ食べさせるようになりました。お餅も確かデビューはその頃なので、少なくても娘も3歳を過ぎてからになるでしょう。
ご家庭によっては奥歯が生えていて、きちんと奥歯で噛むことができるようになったらお団子やお餅をあげていたという所もあるようですが、私はまだ怖いです。実際ご飯を食べるだけでもオエッっとなっていることもあるので。
ですが、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいると「自分も食べたい!」と言いますよね。下の子が食べられないからお兄ちゃんも我慢して~というのも可哀想ですし。
そういった場合はご飯を柔らかめに炊いたり、すりこぎなどで潰してラップで丸め、きな粉をまぶしてお団子もどきを食べさせています。見た目は同じですので大丈夫です。
または秋が旬のさつまいもやかぼちゃを茹でるか蒸して、潰してペースト状にしたものをお砂糖と生クリーム(or牛乳)を混ぜてラップで丸めておだんご風にしても美味しく食べられます。
まとめ
お月見ってクリスマスやハロウィンなどのイベントよりも地味ですし、あまり目立ちませんが、秋を感じることができる良い行事ですよね。
小さい子がいる家庭では賑やかなイベント事が多いでしょうが、たまには静かにお月様を眺めながら、しっとりと秋を感じる行事を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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